不満・トラブル対策
「土日の休み、自分だけ少なくない?」
と言われないシフトの作り方
更新日: 2026年7月6日
シフトを作る側にとって一番つらいのは、作業の大変さより「不公平だ」と思われることではないでしょうか。悪意なんてまったくないのに、「あの人ばかり日曜休んでる」「俺は祝日ぜんぶ出勤だった」と言われる。この記事では、不公平感が生まれる本当の原因と、数字で防ぐ具体的な方法をまとめます。
不公平感の正体は「偏り」ではなく「見えないこと」
まず知っておきたいのは、スタッフは自分の土日出勤は正確に覚えているのに、他人の土日出勤はほぼ見ていないということです。つまり実際に偏っていなくても、「なんとなく自分が損している気がする」は必ず発生します。
逆に言えば、対策は2つセットです。
- 実際の偏りをなくす(数字で管理する)
- 偏っていないことを見えるようにする(数字で説明できるようにする)
どちらか片方では解決しません。公平でも見えなければ疑われ、見える化しても実際に偏っていれば火に油です。
手順1: 土日祝休みの「集計表」を作る
交番表の右端に、以下の列を追加するだけです。
| 名前 | 今月の土日祝休み | 先月まで累積 | 合計 |
|---|---|---|---|
| Aさん | 3 | 11 | 14 |
| Bさん | 2 | 12 | 14 |
| Cさん | 4 | 9 | 13 |
ポイントは「累積」の列です。1ヶ月単位ではどうしても1〜2回の差が出ます(土日祝の日数は月によって違い、人数で割り切れないため)。大事なのは、その差が翌月に引き継がれて解消されていくことです。今月少なかった人を翌月優先する、という運用が累積列ひとつで回るようになります。
手順2: 割り振りは「少ない人から」置く
土日祝の休みを割り振るときは、累積の少ない人から順に希望の土日へ置いていきます。エースだから・ベテランだから後回し、をやると偏りは固定化します。コース担当の都合でどうしても偏る場合は、その月のうちに±1以内へ戻せないかを先に検討し、無理なら累積で翌月に返します。
💡 「全員同じ回数」は数学的に不可能な月が多いです。目指すのは「累積で±1に収まっている状態」。これを目標にすると気持ちが楽になります。
手順3: 聞かれたら数字で答える
「俺だけ少なくない?」と言われたときの正解は、謝ることでも言い返すことでもなく、集計表を見せることです。
「今月はたしかに2回で少なめ。ただ先月までの累積だと14回でセンター平均と同じ。来月は優先的に土日に入れるようにしてる」——ここまで言えれば、ほとんどの不満はその場で終わります。感情の問題を感情で返さず、数字に語らせるのがコツです。
手順4: 祝日を忘れない
見落としがちですが、不満の火種になりやすいのはむしろ祝日です。ゴールデンウィーク・お盆・年末年始・3連休の中日など、「みんなが休みたい日」は土日以上に価値が高いので、祝日は土日とは別カウントで管理すると精度が上がります。特に7月・12月など祝日と繁忙が重なる月は、前年の実績も見ながら割り振ると揉めにくくなります。
正直な話: 手作業でやると重い
ここまでの方法は確実に効きますが、正直に言えば毎月の集計・累積管理・「少ない人から置く」の最適化を手作業でやるのはかなり重いです。Excelで集計列を自動化する(無料テンプレートに組み込み済み)ところまでは簡単ですが、「置き方の最適化」は結局パズルとの格闘になります。
土日祝の均等化まで、自動でやる方法があります
GIGA SHIFT は土日祝休みの回数がメンバー間で均等になるよう自動調整しながら、
希望休・週休2日・連勤上限・コース担当も同時に満たす交番表を作成します。
登録なしで触れるデモもあります